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ニセコの投資の見通し




なぜニセコだけコロナ禍下でも不動産投資が継続しているのだろうか?


北海道にあるスキーリゾート地であり、日本国内でも最大級の規模を誇ります。ニセコには多数の有名なスキー場があり、年間降雪量や粉雪の質の高さも世界に有名なことで「パウダースノーパラダイス」と呼ばれています。

 

また、夏季にはトレッキングやゴルフ、秋季には紅葉、春季には温泉など、四季を通じて楽しめるアクティビティがあります。近年では、ニセコの国際的な知名度が高まり、世界からの観光客が増加している一方、ホテルやレストランなどの観光関連業界においても、外資系の企業、開発業者や不動産投資家も多数ニセコに注目し、この先も高級なコンドミニアムや別荘地などの開発も激しく進行しており、ニセコ周辺のインフラ整備も着々と進んでいくと予想されます。

 






ニセコの投資状況

 

日本政府観光局によると、2020年10月のインバウンド(訪日外国人数)は2万7400人と、7ヵ月連続で前年同月比99%の減少にもかかわらず、ニセコでは、最高級ホテルの建設や公共事業への投資が継続しています。それどころか、中国や韓国資本による新たな開発計画も明らかになっており、国内外の富裕層による億円単位の不動産投資も引き続き活発だということです。

 




外資系大手や公共事業の計画


香港をはじめ、アジアの投資大手企業がリッツ・カールトン、アマンなどの最高級ホテル建設を開業し、大規模なリゾート建設、開発や投資活動を行えることにつながっている。こうした外資系大手による開発や建設、そして公共事業が、コロナ禍下でも継続していることが、地元や中小の事業者なども安心して中長期的視点で営業できる。

 


世界的な金融緩和


日本だけでなく米国、欧州の政府と中央銀行により、史上最大規模の金融緩和策と財政出動策がとられている。コロナ禍から「雇用と事業と生活」を守るためには、あらゆる手段を尽くすとのこと。この結果、今まで以上に不動産や株式にカネが流れることになり、日経平均株価は20年ぶりに最高値を更新し、ニューヨーク・ダウ平均株価も史上最高値を更新している。

海外富裕層への魅力


金融緩和の恩恵を最も受けるのは、国内外の事業者や富裕層となる。ニセコの場合、その投資対象となるのが高級コンドミニ アム(ホテルコンドミニアム)であり、過去5年間で10倍以上に跳ね上がった不動産も多い。ニセコは、他の国内リゾートとは違い、「海外観光客」ではなく、「海外富裕層の投資家」を強く惹きつけてきたため、コロナ禍下でインバウンド需要がゼロになっても、活気は続ける。

 

参考:高橋 克英、なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末、講談社+α新書、2020、P4-6


Tony Tso(ソウ)

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